志賀直哉の文体から学ぶ洗練・レトリック講座
志賀直哉の文体から学ぶ洗練・レトリック講座
(writing-02)
本当のレトリックの美を文法的に学ぶ120分
学生時代に習うレトリック(修辞学)は、反復法・倒置法・擬人法・直喩法・隠喩法・体言止め、といったわずか数種類ですが、明治時代には、なんと51ものレトリックが存在していました。
その数多くのレトリックを華麗に駆使し、日本文学の礎を築いた文豪のひとり、志賀直哉。
志賀直哉は、その文章の洗練度において右に出る者はいなかった、と美文体に一生執念を燃やし続けた作家・谷崎純一郎に言わしめ絶賛された作家です。
その中でも、特に『城崎にて』の冒頭部分は、文体的にも文法的にも、これ以上の美文はないと評されています。
本講座では、この『城崎にて』の冒頭部分をモチーフに、美しく洗練された文体を、文法的に理解し学ぶ講座です。